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蜃気楼列車

 

かつて満州国という国があった

日本の傀儡国だったその幻の国には

世界に先駆けた高速列車が走っていた

超特急列車アジア号

アジア号は都市を結び

大陸を横切り

沢山の夢をのせて走った

 

<あらすじ>

 

赤い大地を走るアジア号の貨物室

そこに取材を終えた新人新聞記者の桜と

領事館職員の田山がいる

満席の為、無理矢理頼み込んでの乗車だ。

そんな貨物室に現れる歌い手

ウェイトレス不正乗車の子供

ずる賢い商人

列車ジャックの馬賊

怪しい軍人

などなど

貨物室はどんどん騒がしくなり、

二人は様々な問題に巻き込まれていく。

 

 

 

<上演データ>

 

作・演出

奥村直義

 

日程

1999年1月13日(水)〜20日(水)

 

会場

下北沢駅前劇場

 

出演

竹内順子・中西美っさ・鈴木裕美子

木田昌美・加藤奈緒美

高瀬郁子・若海小百合

佐藤太・前田剛・臼井琢也

栂村年宣・土屋裕一

 

吉川亜州香・内堀克利

 

四季折々

様々な顔をのぞかせる

松花江の深い山間に

今も人魚が棲むと

言われています

深い霧の立ち込める水面に

今にも人魚が現れそうな

幻想的な場所でした

残念ながら

その姿を見ることはできませんでしたが

この地に伝わる伝説は

その景色と相まって

人魚の存在を

十分に感じさせるものでした

人は進化の過程で

海に戻ったと云います

体毛の少なさや

手足の水かきは

その証拠とも云います

そうであるならば

人は全て

満州人も

中国人も

ロシア人も

ドイツ人も

アメリカ人も

日本人も

そのほかたくさんの国の人々

そして人魚さえも

同じ根源を持つことになります

私はいつか

松花江の人魚とも

握手ができると

信じています